扇町公園

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〒530-0025 大阪府大阪市北区扇町1丁目1

扇町公園とは

扇町公園は、大阪市北区扇町にある1923年(大正12年)に開園した歴史ある都市公園です。大阪の中心部・梅田から徒歩約15分、またはOsaka Metro堺筋線扇町駅下車すぐという抜群の立地にありながら、約7ヘクタールの広々とした開放的な空間が広がっています。

カラフルな建物デザインが目を引くキッズプラザ大阪に隣接し、大型遊具や芝生広場、プールなどを備えた都心のオアシスとして、子どもたちや家族連れ、散歩するお年寄りなどでいつも賑わっています。近隣の会社員らが昼休みにお弁当を広げる姿も見られ、幅広い世代が思い思いに過ごせる場所です。

2024年にリニューアルされ、カフェ&レストラン「Botanico扇町公園」とテイクアウトショップ「扇町茶屋」がオープン。さらに都会の中のオアシス感がアップし、食事やカフェタイムも楽しめる公園へと進化しました。

遊具エリアの魅力

マウンテンスライダー

扇町公園で絶大な人気を誇るのが「マウンテンスライダー」です。小高い丘から何本ものスライダーが出ており、長いものは全長10メートルもあります。

黄色のチューブスライダー 鮮やかな黄色の、距離の異なるチューブスライダーが2本設置されています。その迫力に子どもたちは大興奮です。

赤色のチューブスライダー より距離が短く、傾斜が緩やかな赤色のチューブスライダーもあり、小さな子どもでも安心して楽しめます。

安全への配慮 降り口はすべて砂場になっているので安心。はしゃぐ子どもの姿につい一緒に来た親たちまで滑りたくなるとか。

山の斜面を活用した設計 山の斜面につくられた遊具であることから、スライダーと山を自在に行き来しながら遊べるところも、人気を集める理由のひとつです。

芝生広場

2024年のリニューアル時に新たな遊び場として登場した「芝生広場」。人工芝の広場となっており、乳幼児も安心して過ごすことができます。

その他の遊具

ジャングルジム 大型のジャングルジムがあり、体を使って思い切り遊べます。

ロッククライミング練習場 ロッククライミングの練習ができる壁が設置され、子どもたちに人気です。

グラウンド

広々としたグラウンドがあり、ボール遊びやかけっこなど、様々な遊びが楽しめます。

公園の施設と魅力

Botanico扇町公園(2024年12月オープン)

扇町公園内にオープンしたオールデイダイニング。ボタニカル(植物的)をコンセプトにした、緑あふれるカフェ&レストランです。

営業時間

  • Breakfast:10:00〜11:00
  • Lunch:11:00〜15:00
  • Cafe:14:00〜17:00
  • Dinner:17:00〜22:00
  • 定休日:無休

特徴

  • 大きな窓から公園の緑が見渡せる気持ちのいい空間
  • 地中海料理を意識したジャンルレスな料理
  • ランチは前菜&サラダのビュッフェ付き
  • テラス席あり(ペット同伴可)
  • 手ぶらで楽しめるバーベキュープランあり(春〜夏季)

おすすめメニュー

  • ブレックファストプレート
  • サラダビュッフェ付きランチ
  • スフレパンケーキ
  • 季節のフルーツを使ったスイーツ

扇町茶屋(2024年11月オープン)

「茶屋」をコンセプトにしたテイクアウトショップ。公園を120%満喫できるよう工夫されています。

提供サービス

  • ランチボックス
  • ピクニックセット
  • 駄菓子の販売
  • 遊具(アウトドアグッズ)の貸し出し
  • テイクアウトメニュー

特徴 広々とした自然あふれる扇町公園をとことん楽しむためのフードメニューと、アウトドアグッズの貸し出しを用意。食べて楽しむだけではなく「飲食+α」を考えた、公園ならではのサービスを提供しています。

扇町プール

公園内には市民プールがあり、夏季には水泳を楽しめます。卓球場と多目的室も備えています。

自然環境

噴水とせせらぎ 毎日噴水ショーが開催され、水の噴出パターンや幻想的なミストの演出が見どころ。夜にはLEDのフルカラー照明と音楽を組み合わせた美しい噴水ショーも行われ、昼夜問わず楽しめます。

季節の花々 花壇には季節の花が植えられ、四季折々の彩りを楽しめます。

水遊び憩いエリア 小さな子どもが水遊びを楽しめるエリアもあります。

アクセス情報

所在地

〒530-0025 大阪市北区扇町1-1

電車でのアクセス

Osaka Metro堺筋線「扇町」駅

  • 2A号出口から徒歩約1分
  • 最寄り駅から非常に近く、アクセス抜群

JR大阪環状線「天満」駅

  • 西へ徒歩約3分

梅田から

  • 徒歩約15分

車でのアクセス

公園専用の駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

バスでのアクセス

大阪シティバス「扇町」バス停すぐ

料金情報

入園料

無料

公園の入園は無料です。

その他料金

  • 扇町プール:別途料金
  • 多目的室:予約制(オーパス・スポーツ施設情報システムで予約可)

営業時間・休園日

営業時間

入園自由(24時間開放)

休園日

なし

※扇町プールや各施設には営業時間・休館日があります

施設の特徴と魅力

1. 都心にある広大な緑地空間

梅田と天満の繁華街の間とは思えない広々とした敷地(約7ヘクタール)が特徴。大阪が東京を抜いて日本一の都市へと発展する時期に、都会にふさわしい景観を作ろうと市民憩いの場として誕生しました。

2. 年齢別に楽しめる工夫

大型遊具で遊ぶ元気な子どもたち、芝生広場でのんびり過ごす親子、散歩を楽しむ年配の夫婦、お弁当をベンチで広げる会社員、ひと息入れるランナーたち。幅広い世代が思い思いに過ごせる場所です。

3. 2024年リニューアルで魅力アップ

カフェ&レストランとテイクアウトショップがオープンし、単なる自然空間としてだけでなく、人々が集い、楽しめる文化的・商業的な価値も高める場所へと進化しました。

4. キッズプラザ大阪と隣接

キッズプラザ大阪に隣接しているため、セットで訪れれば一日中楽しめます。遠足の子どもたちの元気な声がひびいています。

5. 歴史ある公園

1923年(大正12年)に開園した歴史ある公園。実は、1882年(明治15年)から1920年(大正9年)まで、この場所には高さ10メートルの堀で囲われた堀川監獄がありました。その跡地に扇町公園が造られたという、興味深い歴史があります。

利用のコツとアドバイス

おすすめの過ごし方

キッズプラザセットプラン

  • 午前中:キッズプラザ大阪で体験型学習
  • 昼食:扇町公園でピクニックランチ or Botanico扇町公園でランチ
  • 午後:マウンテンスライダーで遊ぶ
  • おやつ:扇町茶屋でテイクアウト

のんびりピクニックプラン

  • 扇町茶屋でランチボックス&遊具レンタル
  • 芝生広場でピクニック
  • 子どもは遊具で遊び、大人はのんびり
  • カフェタイムにBotanico扇町公園でスイーツ

休日ファミリープラン

  • 開園直後の早い時間帯に到着
  • マウンテンスライダーで遊ぶ
  • 噴水ショーを鑑賞
  • Botanico扇町公園でランチ
  • 午後は芝生広場やグラウンドでのんびり

持ち物リスト

  • レジャーシート:芝生広場でのんびり過ごす場合
  • お弁当・飲み物:持参もOK、テイクアウトもOK
  • 着替え:水遊びする場合
  • タオル:手洗いや汗拭き用
  • 日焼け止め・帽子:夏場は必須
  • ボールなどの遊具:グラウンドで遊ぶ場合(扇町茶屋でレンタルも可能)

注意事項

駐車場について 公園専用の駐車場はないため、公共交通機関の利用がおすすめです。車で来られる場合は、近隣のコインパーキングを利用してください。

混雑について 休日やキッズプラザ大阪の遠足シーズンは混雑します。特にマウンテンスライダーは順番待ちになることも。

周辺施設との組み合わせ

キッズプラザ大阪

公園に隣接する、日本初の本格的な「こどものための博物館」。遊んで学ぶをコンセプトにした体験型ミュージアムで、雨の日でも楽しめます。

天神橋筋商店街

日本一長い商店街として有名。徒歩圏内にあり、食べ歩きやお土産探しも楽しめます。

大阪天満宮

JR天満駅近くにある歴史ある神社。学問の神様として知られています。

中之島公園

徒歩圏内。約310種類およそ3,700株からなるバラ園があり、5月中旬と10月中旬が見頃です。

ライター

エンジニアもぐら(LIVE LIFE広報担当)

扇町公園は梅田から徒歩15分という都心にありながら、広々とした緑地空間が楽しめる貴重なスポット。2024年のリニューアルでカフェやテイクアウトショップがオープンし、「ただ遊ぶだけの公園」から「一日過ごせる公園」に進化しました。

マウンテンスライダーは子どもたちが何度も何度も滑りたくなる魅力があって、親は見守るだけで疲れます(笑)。でも、隣接するBotanico扇町公園でコーヒー片手に一息つけるので助かります。キッズプラザ大阪とセットで訪れれば、丸一日飽きずに過ごせますよ!駅近なのも最高です。