不動産購入を考える(諸費用編)
前回の物件を見る編と同時に検討していく大切なポイントとして
今回の諸費用編をお伝えします。
不動産を購入する際にどんな費用が諸費用として必要なのか。
家を買う時の基本的な考え方ですが、
諸費用+物件価格‐自己資金=ローンの借入額となります。
ご自身で少し知識として入れておくといいでしょう。
◆諸費用
不動産購入の際に必要な諸費用は主に下記に費用です。
項目 (支払時期) 内容・金額等
印紙代(契約時)
物件価格により変動はします。『1000万円以下 5,000円、5000万円以下は10,000円』など
登記費用(登記申請時) ※築25年以内または耐震基準適合証明取得可能なら減税有
ローン借入額や減税等、登記内容により変動します。
『築25年以内 70㎡のマンション 借入3500万円であれば、25万円前後』など
仲介手数料(契約時半金、決済時半金が一般的)
成約価格の3%+6万円に消費税が上限
物件価格3,000万円なら3,000万円×3%+6万円×消費税=1,036,800円
固定資産税・都市計画税清算金 (決済時)
1年の課税額を365日で割り、引渡時より日割分を買主が負担
管理費・修繕積立金(決済時)※マンション等の場合
引渡時からの日割り分と翌月分が必要
ローン融資手数料(ローン実行時)
融資利用金融機関により変動 3万円〜5万円(税別)程度
事務取扱手数料(契約時)
金融機関により変動 5万円〜10万円(税別)程度
ローン保証料・手数料(ローン実行時)
金融機関により変動 融資額の2.16%が目安
3000万円の借入なら3,000万×2.16%=648,000円
金銭消費貸借契約印紙代(金銭消費貸借契約時)
融資額や金利タイプにより変動 2万円程度
火災保険・地震保険料(決済時)
加入内容により変動 マンションであれば火災保険10年・地震保険5年で10万円前後が目安
不動産取得税(購入後2~3か月後) ※築25年以内または耐震基準適合証明取得可能なら減税有
築年数により変動 標準課税額×税率で算出
旧耐震基準(昭和56年6月以前に建築確認)の70㎡マンションであれば15万円から25万円目安
不動産を取得する際に必要になる主な諸費用です。
物件価格8~10%前後と昔は言われていたようです。(目安)
その他、引越し代と家具代も忘れずに、頭に入れておきましょう!(一般家庭で約50万円〜100万円ほど)
申込したがお金が足りないとなると
大変なことになってしまうので、大体の目安を頭に入れて物件見学に行きましょう。
不動産会社の担当者に言えば、算出もしてくれますので、
気軽に相談をしてみましょう。
当社でも、物件を見に行く前にしっかり資金計画のお話を伺っております。
まだ購入するかわからない、これから少しずつ探そうかなとお考えの方は
無料相談を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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次回は住宅ローンについて少し勉強していきましょう。