不動産購入を考える(購入申込~事前審査編)
物件を見る編 の後はいよいよお申込みをしていくことになります。
この前にしっかり、本当に家族の希望に合っているのか、
担当者に急かされて決めていないか、一度深呼吸して考えましょう。
本当に自分に合ったいい物件だとしっかり考えた後は、
不動産購入申込書の記入となります。
◆不動産購入申込書(買付証明書)
よく勘違いされている方がいらっしゃいますが、
購入申込書=契約ではありません。
こちらは売主様に意思表示をし、この条件でなら買いたいという証明書となります。
売主様と買主様でそこから諸条件を話合い、合意をすれば契約へ向かって進む第一歩となります。
ここで折り合いがつかない場合は、合意しなかったということで、別の物件をお探しすることも可能です。
不動産購入申込書には下記の内容を記載する必要があります。
・購入価格(購入希望価格)
売主様にこの価格なら買いますという意思表示をしますので、
購入価格には希望の額を記入します。
この価格で不動産会社は売主様に交渉に行きます。
大幅な額を記入するとすぐに破談になることもありますので、
常識的な(不動産担当者がこのくらいならという)価格を記入しましょう。
確かに安ければ安いほうがいいですが、全く取り合ってくれず、
最悪の場合売るのも嫌と思われる事もありますので。
・ご契約の日にち
・契約時にお支払いする手付金の額
ご契約のお日にちは、基本的には申込から1週間ほどで設定されることが多いので、
手付金がその際にご用意可能かも含め考えていきましょう。
・残代金支払い日(引渡希望の日)
お仕事の関係やローンの進捗次第で前後してしまいますので、
引渡日は少し余裕を持って考えましょう。
・ローンの借入額
こちらは初めに検討していた資金計画に沿って記入します。
◆購入申込書を書けば安心ではない!
購入申込をすれば、物件の確保ができるかというとそういうわけではありません。
売主様は確実にご購入ができる方を優先的に選ばれます。
そのご購入ができるという基準が、ローンの事前審査(わかりやすく言うと仮審査のようなもの)の
承認が出てる方から優先となります。
どれだけ早く、気に入った物件を見つけて購入申込書を先に出したとしても、
現金購入の方、事前審査承認を早く出された方が出てくると、
物件を取られてしまう事があります。
優先度をわかりやすく説明すると
①現金顧客 >② 事前審査承認が早い >③ 購入申込が早い
このような順序になります。
ローンをご利用される方は現段階では③の位置にいます。
ですので、できる限り事前審査を早くすること!
せっかく気に入った物件があるのなら、その部分を急がなければいけません。
不動産会社の『早くしないと物件がなくなりますよ』というお決まりトークは
この部分から来ているようなものです。
◆ローン事前申込
ローンの事前審査申込は、基本的に購入申込を同時に行います。
※早いほうがいいので。
その際に一般的に必要になるものが、
・直近の源泉徴収票写し※できれば2年分
・身分証明書写し(免許証・健康保険証)※裏表のコピーが必要
・印鑑(認印)
です。
(自営業・個人事業主の方は別に必要なものがあります。)
ですので、そろそろ決めようかなとお考えの際は、
先に上記のものを用意しておくとスムーズに事が進みます。
まれに、源泉徴収票を紛失したり、廃棄したりして
会社に再発行を依頼すると1週間ほどかかるという方もいらっしゃいます。
その間に他の方に物件を取られてしまうことも。
書類については、氏名・住所・勤務先などの記載なので、簡易に記入できるものです。
不動産会社の目の前で記入すればわからない部分も教えて頂けます。
その書類に不備がなく、提出できれば2~3日で審査結果がでます。
(金融機関により変動があります。)
事前審査承認が出れば、次は契約となります。
次回、契約時にどのようなやり取りをするかを記載していきます。
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